正規進学の行き先には、1898年創設の中国最初の総合大学である北京大学をはじめ、復旦大学、北京語言大学、上海外国語大学、清華大学、上海交通大学、上海大学、北京師范大学などがあります。
中国にはいわゆる「語学専門学校」がありませんが、各地の総合大学に付属の語学学校があり、そこが語学海外受入学生の受け皿となっています。内容的にはほぼ一般の私立語学学校と同じです。
目的やレベルに応じた多彩なプログラムが用意されていますが、唯一入学時期が3月と9月に限定されている学校が多いです。
中国の大学に正規に入学するなら、まずは語学力が必要。希望する大学の付属語学学校で中国語講習を受けるのがスムーズな方法でしょう。
正規進学の注意点として、地域によって言葉が大きく異なること、各教育機関によって施設設備や衛生面での格差が激しいことがあげられます。語学学校での中国語はどこでも標準的ですが、滞在先や街中での会話が異なると混乱しかねません。長期 滞在先を選ぶならば尚更事前に見学した方が安心でしょう。