ドイツは世界的な医学先進国。かつて日本の医学界はドイツに牽引されており、医学進学がほとんどでした。今では、EU外からのドイツの医学部への進学は制限され少人数の枠しかなく、希望者は高倍率を勝ち抜かなければなりません。
入試を受ける場合、学歴の上で、「日本の4年制大学に合格している」あるいは「短大を卒業している」などの条件と、DSH・TestDafなどのドイツ語試験をクリアしている必要があります。
それでも入学後語学で苦労すると言われますから、渡航前からしっかりドイツ語講習を受けておきましょう。
ドイツの大学は基本的に(一部の私立校以外)学費が無料です。そのため特に高い授業料が必要になる医学部を希望する学生にとってはありがたい滞在先だった訳ですが、最近はその制度も変革の兆しを見せ、有料化の方向です。 それでも日本で医学部に進学するのと比べたら学費がかなり安く抑えられます。
しかしドイツは物価が高いです。医師になるまでの期間も大学での6年間+研修期間平均6年間程度要します。
生活費の計画はしっかりしておきましょう。